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東洋医学(漢方治療)

当院ではご希望の患者様には漢方薬を使った治療(東洋医学)も行っております。最新の西洋医学に対して東洋医学(漢方治療)は相対するものではありません。症状があるのに西洋医学の検査では原因が見当たらない、西洋医学の治療ではあと一歩物足りないなどの状態が東洋医学(漢方治療)の出番となります。

生薬「聖人は己病を治さず未病を治す」

これは2000年以上前に記された中国の医学書『黄帝内経』の中の言葉です。その意味としては、病気になってしまってから必死になって治療するのではなく、現在はまだ病気とはいえないけれど、何となく元気がない時期にその人の体質状態を四診(診察)し、見通しをもった治療や養生指導を行いましょうということです。東洋医学(漢方治療)では個人個人に合わせて未病の段階で対応することができます。

実は、私も片頭痛持ちで以前はたびたび発作に悩まされていました。西洋医学の鎮痛薬や片頭痛薬により発作症状の改善はそこそこできるのですが、あくまで発作が起こってからの対応であり、発作頻度を減らすような(体質を改善できるような)薬はないため、治療として決して満足できるようなものではありませんでした。思い悩んでいる時に私は漢方に出会い、体質にあった漢方治療を行うことで発作がほとんどない状態にまでなりました。

以前まで私自身は漢方に対して懐疑的な気持ちを持っていたのですが、この結果を受けてこんなにも漢方は効果が出ることがあるのか、ならば辛い症状をお持ちの患者様に東洋医学(漢方治療)によって少しでも力になれればと考えるようになりました。

当院では西洋医学での診療に加えて東洋医学(漢方治療)も加えた総合診療が行えますのでお気軽にご相談ください。

(なお当院で処方している漢方薬は医療用漢方製剤であり、健康保険が適応されます。)

竹本診療所 副院長 八木 匠

 

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